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糖質と脂質を一緒に摂ると太りにくい?

栄養

こんにちは、

カリスフィットトレーナーの山下 綾介です。

 

以前にこのタイトルにあるように

「糖質と脂質を同時に摂取すると太りにくくなる」という情報発信を耳にしたので、

今回はその件について書いていきます。

 

その仕組みについて

過去の投稿でも糖質について何度か書いたことがありますが、

その中でも

ダイエットの成功には血糖値のコントロールを!

 

この記事で、血糖値のことについて書きました!

簡単に言うと血糖値の上昇が緩やかであれば、体脂肪の合成もされにくいですよ

というお話でした。

 

今回は耳にした情報は、

脂質は消化速度がゆっくりな栄養素で、油ものを食べると腹持ちがいい

という特徴があります。

 

そしてその性質から糖質と一緒に脂質を摂ることで、

糖質の吸収がゆっくりになってダイエットにいいですよ!

といった情報でした。

 

もう少し具体的にいうと

「白米よりチャーハンがいいよ」

ということですね!

 

ん??

この情報大丈夫かな??

 

といった感じですが、

僕は糖質と脂質のコラボレーション、

「ラーメン」「チャーハン」「ケーキ」を食べて

ダイエットをする人を見かけたことがありません・・・

(体重を増やしていく人なら何人か見てます)

 

実際この情報を見て、聞いて

実践する人はいますよね。

 

TVでお医者さんがこれは良いですよって言ったら、

細かいことはわからない人からしたら、それが正解に感じますよね。

 

それに「ダイエットなのにチャーハン食べていいんだ!!やったー!」

ってなりませんか?

やっぱり都合の良い情報って

疑うことなく取り入れてしまいがちですよね。

 

なので、改めて糖質に絡めた内容で書いていきます。

 

糖質を摂ることで体内で起こること

まず糖質類を食品などから摂取することにより、

糖は血液中に溶け込み全身に運ばれて行きます。

 

この時に、血液中に溶けた糖を「血糖」といいますが、

食事を通して糖分が体内に入り、血液中の糖が増えた状態が血糖値が上がった状態となります。

 

その後、時間の経過とともに血糖値が下がっていきますが、

この時に血糖値を下げるときに働いているのが「インスリン」です。

 

インスリンの働き

人の身体は「インスリン」が出ることで、高血糖の状態が続かないようにできています。

このインスリンが正常に働かずに血糖値が一定以上の高さのままでいる病気が「糖尿病」です。

 

インスリンが正常に働いていると

血中の糖を筋肉や肝臓、脂肪細胞に糖を引き込んでいきます。

「ここが重要」

 

このときにタンパク質、脂質が一緒に取り込まれていきます。

 

タンパク質は是非取り込んでほしいですが、

脂質は嫌ですよね・・・

 

もうここにひとつの答えがでてきますが、

一緒に摂取すれば、脂肪になりやすいんです。

 

ダイエットのプロでもある、フィットネスの競技者であっても

糖質を減らすローカーボ、

脂質を減らすローファットの「どちらか」を取り入れています。

 

どこまでストイックにやるかはそれぞれですが、

ダイエットのやり方に関しては、競技者もフィットネス愛好家も同じです!

 

食生活への取り入れ方

では実際に食生活の応用ですが、

実践できそうなとこでいくと、夕食の際は糖質カットがオススメです。

 

夕食ってどうしても1日の食事で高カロリーになりがちですよね。

その日頑張った小さなご褒美の時間でも良いと思います。

 

でも1つだけ。

朝、昼は活動するためにエネルギー源として良いと思いますが、

ダイエット中は夜に糖質をとる事で受けるメリットがほとんどないです。

 

もし脂質の多い、おいしいおかずを食べるのであれば

糖質は控えるようにして楽しみましょう。

 

その意識だけで、体脂肪の付き方は変わってきます。

 

糖質=主食ではない

ここでは

糖質カット=主食を抜く ではないことの再確認です。

糖質には米、パン、麺類、芋類がありますが、

 

例えばパン入りのスープだったり、ポテトサラダだったり、

そのくらいは・・・と思うかもしれませんが、

そのくらい・・・が何品かあると

 

あっという間にごはん一杯分になってしまいます。

 

ある程度は良いと思いますが、

それも、どこまでストイックにやるかによりますね!

 

ただ、飽食の時代では過剰摂取をしやすいので、

全体の内容によって変わりますが、

晩御飯の主食は食べても悪くはないが、あえて食べる必要もない かなと思います。

 

でも体重が年々増えている

という方は見直した方がいいですね!

 

朝、昼を減らす前に夜ご飯から見直してみましょう!

 

本日のまとめ

・糖質と脂質の同時摂取には気を付けましょう。

・糖質とタンパク質の同時摂取は相性が良いです。

・糖質を減らすときは、主食だけではなく、おかずにも気を付けてみてください。

 

 

最後に

糖質は優秀なエネルギー源になってくれますが、日常で活動をする時、トレーニングの時など

エネルギーが必要なタイミングで摂取し、必要がないタイミングは避けるように意識しましょう!

 

 

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