アルコールのカロリーは太らない？

こんにちは、カリスフィットトレーナーの山下　綾介です！

今回はダイエッターの疑問のひとつ、飲酒についてです。

ちなみに僕は基本的にアルコールはあんまり得意ではないので、

ほろ○いを１缶飲むのがギリギリです・・・

 

アルコールの栄養について

一部の情報ではアルコールは「エンプティカロリー（空っぽのカロリー）」と呼ばれ

ていて飲んでも飲んでも太らないカロリー！と言う情報が出ていたりします。

 

その実態や如何に！

 

アルコールには栄養素がありません。

タンパク質のように筋肉を作るわけではなく、脂質のようにホルモンの調子を整えるわけでもなく、糖質のようにエネルギー源として活躍するような役割がありません。

でも、カロリーだけはあるんです。

 

炭水化物・タンパク質は1gあたり4kcal

脂質は1gあたり9kcal

アルコールは1mlあたり7kcal

 

もちろんその飲んだお酒がアルコールをそのまま飲んでいるわけではありませんので

500ml飲んだら3500kcalもあるわけではないですよ！

 

といっても、飲めばちゃんとカロリーがあるんです。

エンプティカロリーはカロリーがないとか、太らないとか捉えられがちですが、

本来の意味は「カロリーがあるのに役割をもった栄養がない食品」を指す言葉なんです。

 

アルコールと筋トレ

栄養がないのにカロリーがある。

これだけでも問題ではあると思いますが、

トレーニングしてボディメイクをしている方にとって弊害のなるのは、アルコールを摂取する事によって筋肉がつきにくくなる事なんです。

 

どう言うことなのか。

 

■筋肉の分解

アルコールを摂取すると、コルチゾールと言うホルモンが分泌されます。

コルチゾールはストレスを感じた時にも出てくるホルモンですが、

コルチゾールは「異化（いか）ホルモン」といって筋肉を分解する働きがあります。

 

■男性ホルモンの分泌減

アルコール摂取の作用の一つに男性ホルモンの分泌量の低下があります。

男性ホルモンは「テストストロン」と呼ばれ、筋肉を合成する「同化（どうか）ホルモン」です。

一般的には女性より男性の方が平均して、筋肉がありますよね。

これは男性ホルモンの分泌量が影響してきます。

それだけ大事なホルモンの分泌を抑えてしまうんです。

 

アルコール以外にも見直すことはある

アルコールはボディメイクするなら１滴も飲んではいけないと言うことはありませんが、

一度にはグラス１杯や缶１本にするなど、多量摂取をしないことが大切です。

そして問題になるのはお酒以外に食べるものです。

 

例えば居酒屋。

居酒屋に行けばアルコールを飲みますよね。

それを目的に行く方が多いと思います。

 

では何を食べてますか？

唐揚げ、ポテトフライ、鉄板チャーハン、ラーメンとか食べてないですか？

ついつい手が伸びてしまうおつまみなど、

アルコール以外から摂るカロリーの方がすごい事になってるかもしれませんよ。

 

だんだんと酔ってくると気持ちが大きくなったり、

満腹感が麻痺したりして、追加オーダーが増えてしまうことも。

 

ダイエットを本気でやっていくのであれば、

居酒屋には行かない！と言う根本的な問題は置いておいて、

あらかじめ酔ってない状態で、何だったら食べても大丈夫か、

食べるものを決めておいて注文をしてそこからの追加は控えておきましょう。

 

お酒の種類について

またまた居酒屋を例にあげますが、

「とりあえずビール！」になってないですか？

ビールはダイエット中の飲酒では1番避けたいところです。

その理由は、アルコールに加えて糖質が多いこと！

糖質が加わることで一緒に食べる脂質を含んだおつまみ達の、脂肪への吸収率が上がってしまいます。

 

なのでお酒を飲むなら糖質の少ない、

ハイボールなどウイスキーの系統のものを選ぶと糖質が少ないですよ。

 

 

〜本日のまとめ〜

・アルコールは太らないカロリーではない

・アルコールには筋肉を分解する作用がある

・アルコール以外にも一緒に食べるものにも注意

・糖質の少ないお酒を選びましょう

 

最後に

アルコールはボディメイクにおいて、何もいいことはありません。

ボディメイクじゃなくても飲み過ぎは体に毒ですね。

お酒は嗜好品です。お菓子を食べてるのと感覚は同じです。

 

心を満たしてくれるので、ストレス解消のために飲むことがあってももちろんいいと思います。

ほどほどに楽しみましょう！

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