筋トレには麺類が良い!?麺類がオススメな理由と食べ方のまとめ
こんにちは。パーソナルトレーナーの前田です。
本日はボディメイクにおいて麺類がどう身体に影響するのかご紹介致します。
パスタ
パスタの栄養素からみるとパスタはかなり筋肉に良いということが分かります。
パスタは1食あたりで13gタンパク質を摂ることが出来ます。
そして脂質は大体のパスタは2g前後あり、炭水化物は70g前後あります。
パスタのみの1食あたりでタンパク質が13g摂れるという事は身体作りにおいてかなり良いです。
そして、1食で20gのタンパク質が摂れると身体の中でタンパク質の合成が高まります。
タンパク質の合成が高まるという事は、筋肉の細胞と栄養が上手く結びつくということです。
筋肉というのは、筋肉に刺激を与えると、その細胞の中でタンパク質を作ろうという動きができます。
筋肉には細胞がいくつもあり、その細胞の一本一本の中で細胞を作ろうとする作用が働きその結果、筋細胞が太ります。
これが筋肥大になります。一つ一つの細胞が太ることによって全体的に筋肉が大きくなるという事になります。
トレーニングを頑張っているのに筋肉が大きくならない方はまずはここから考えてみてください。
筋肉の細胞の中のタンパク質合成を高めなければ筋肥大は起こらないのです。
蕎麦
次は蕎麦についてご紹介致します。
蕎麦の1食あたりのPFCバランスですが、タンパク質は3~4g、脂質は0.4g程、炭水化物は57~60g近く含まれています。
蕎麦の魅力としては脂質が少ないと思う方がおおいではないでしょうか。
蕎麦に含まれる栄養素の中でマグネシウムがとても多く含まれており、その他にもビタミンB1、鉄、銅など炭水化物に含まれていない成分が栄養素的に豊富であります。
いまあげたものを含めて、蕎麦に含まれる栄養素として、五大栄養素の中ではミネラルとビタミンの摂取することができます。
蕎麦を摂取するメリットとしてよくあげられるものとして、アミノ酸スコアが高いという点にも注目です。
アミノ酸スコアとは9種類の必須アミノ酸がどれだけバランス良く含まれているのかという指標しなります。
9つのアミノ酸が全て100に近い数値になるとアミノ酸スコアも高くなります。蕎麦はたくさん種類はありますが、基本的には90以上の数値が多いでしょう。
ちなみに白米は65程になります。
そのため蕎麦はアミノ酸スコアがバランスよく含まれている優秀な食材でもあります。
そして蕎麦は血糖値を上げにくいこれも一つの魅力です。
蕎麦は他の炭水化物に比べて食物繊維が豊富です。蕎麦に含まれる食物繊維としてヘミセルロースという成分が多く含まれます。
そのため便秘改善、血圧が高い方にもおすすめです。
うどん
蕎麦やパスタに関しては、筋肉と相性が良い食材でかなり知られていると思います。
ですが、うどんに関してはあまり注目されることが少ないでしょう。
うどんがあまり勧められてない理由としては小麦粉が使われいるからだとういうことがあると思います。
そして、小麦粉を食べたら太るとイメージされる方が多いでしょう。
ですが、小麦粉は炭水化物です。炭水化物だけで食べ過ぎなければ全く問題ありません。
小麦由来であるタンパク質であるグルテンがアレルギー反応を起こすという情報が過去にありました。
そこで、スポーツ業界でもグルテンを使わない食生活を行った結果、スポーツのパフォーマンスが上がったなどそいうった情報も世界中で多々あります。
そいったことからグルテンフリーは身体に良い。グルテンという成分は食品を美味しく食べるという点において、とても大切でしょう。
ストレスを溜め込まずに食生活をおくれているのはグルテンのおかげでもあります。
ラーメン
最後にラーメンです。
ラーメンと聞くと食べてはいけないもの、太るというイメージが凄いと思います。
ですが、ラーメンにも種類によっては内容が悪くないようなものもあります。
ラーメンを食べるとなぜ太るのか、それは糖質が多いという点が理由としてあげられます。
糖質だけ食べたら太るのかというところを考えてみてください。
もちろん過剰に摂取してしまえば脂肪を蓄積してしまいます。
ですが、糖質よりも栄養素的には脂質の方が太りやすい栄養素となるでしょう。
脂質という栄養素は、身体に摂り入れることで体脂肪に変換される効率がかなり良く、とうぜん身体のエネルギー不足になるという状態が少なくなります。
脂質は三大栄養素の中では一番脂肪を蓄積しやすいだけであって、数多く存在する栄養素の中からBIG3に選ばれるほどなので、そこまで敵対視する必要はありません。過剰に摂取するということが悪いだけなのです。
ラーメンも全てがダメというわけではありません。自宅で作るときは成分表などをみて作りましょう。
注意するのはお肉の脂よりもスープに含まれる脂です。タンパク質がなるべく20g以上であり、脂質がタンパク質を上回らないほどのものでしたら問題ないでしょう。
また、ラーメンを食べる上で成分だけではなくタイミングも大切です。トレーニングを頑張った後、身体の吸収が良いタイミング。
または身体の疲労がたまっている場合など自分の身体と相談したうえで食べましょう。