テストステロンを効率よく上げる方法
こんにちは!パーソナルトレーナーの前田です!!
皆さんテストステロンという言葉は聞いたことはありますでしょうか??
まずテストステロンとは、男性に多く分泌されるホルモンになります。筋肉を付けていくうえで重要なホルモンの一つです。
テストステロンの分泌量が高いと痩せやすい
テストステロンが身体に及ぼす効果としては沢山あります。ダイエットをしていく中でテストステロン値が高いと、効率よく痩せることができるという研究データもあります。そして、肥満やメタボリックの方に対してはテストステロンが低い傾向があります。さらにテストステロンの分泌量が低いと、筋肉がつきにくい、筋肉が落ちやすくなり、太りやすい体質になってしまうのです。
テストステロンが下がると…
薄毛の方は注目です。
ジヒドロテストステロンというホルモンは、活動していく上で必要であり、別に悪いホルモンではないです。ですが薄毛を引き起こす原因でもあります。髪の毛を構成する細胞と男性ホルモンが複雑にとりこまれることによって、毛母細胞という栄養を送り込む細胞の働きを低下させてしまうのです。そこから髪の成長サイクルの過程で悪影響を及ぼし、頭皮の成長を妨害してしまいます。
テストステロンを上げる食材
テストステロンを上げる食材としてあげられるのが、まず魚介類です。魚介類にはタンパク質と良質な脂がのっていることで良いというのもあります。魚介類の栄養素の中でもビタミンDが92%テストステロンレベルを上げることが研究で分かっています。中でもサーモン・ツナ・イワシがオススメされます。この3種類にはビタミンDが多く含まれております。ですが食べ過ぎもよくはないので、魚は週に2回食べることが出来れば十分になります。
次にオススメされる食事は牡蠣になります。牡蠣に含まれる何が良いのかと言いますと、亜鉛が男性にとっては効果的です。牡蠣に含まれるの亜鉛の成分は100gあたり14.5mgです。亜鉛が多く含まれる肉類や魚介類には100gに対して7~8gが含まれています。牡蠣に含まれている亜鉛には、疲労回復の効果や、身体を元気にするグリコーゲンが含まれます。
ここまで魚介類の方を紹介しました。次はフルーツ類からテストステロンレベルを上げる食材をご紹介致します。フルーツの中ではザクロがオススメです。ザクロに含まれる栄養素としては、カリウム・ポリフェノール・アントシアニンという成分が多く含まれます。高血圧や動脈硬化の予防になもなり、精神的にも良く気分を高めてくれます。その為、心臓にとっても良く、ストレスを抱えている方には摂り入れていただきたい成分です。
次にご紹介する食材は卵です。トレーニングをする方は卵を多く食べていると思います。卵に含まれる卵黄がテストステロン値を高めてくれます。卵黄は食べ過ぎももちろん良くはないですが、卵黄にはビタミンDが卵白よりも多く含まれています。黄身ばかりを食べていたらコレステロール値が上がってしまうのではないか心配になる方もいると思います。ですが卵の卵黄はコレステロールに影響されないという事が研究でわかっています。これにも個人差は当然ありますので、基本的に健康な方は厳しく制限する必要はありません。
最後にオススメするのがハチミツです。ハチミツにはホウ素と呼ばれる五大栄養素のミネラルが含まれています。ヨーグルトにかける時や、パンケーキにかける砂糖やメープルよりもハチミツを使った方が健康的には良いでしょう。ですが上限は勿論ありますので、摂りすぎには気を付けましょう。
テストステロンレベルを上げる栄養素としては、亜鉛・ビタミンD・ホウ素がオススメされます。買い物をする際、少し意識してみて下さい。沢山とれば良いという訳ではないので、毎日コツコツ摂るようにしていきましょう!
テストステロンの材料は脂質
テストステロンレベルを上げる重要な栄養素は脂質になります。ここまで亜鉛やビタミン、ホウ素をオススメしてきましたが、テストステロンを上げるのは、それ以上に脂質になります。テストステロンを作る材料となるのはコレステロールです。そのコレステロールを生み出すのが脂質となります。
筋肉を作り出すためにバルクアップをしますが、そこでもローファットダイエットの様に脂質をあまり摂らずに増量をするのももちろん良いですが、コレステロールがテストステロンを作り出すとなると、脂質も筋肥大には効果的と考えられます。アメリカで行われた研究結果でも総摂取カロリーで脂質を、減らすグループと40%など、多く摂取したグループでは、10~15%ほど低いなどとデータが見られています。
人それぞれのBMIによって個人差は勿論違います。注意しなければならない点としては、毎日脂質ばかりとっても良くはないです。摂りすぎも糖尿病など病につながることもあります。脂質量は必ず自分で制限はするようにしましょう。