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トレーニングを継続するコツは?

トレーニングを続けるためには体力も使いますし、日々の仕事で疲れた後に行うのは精神的に強くなければ、難しいと思います。
ですがトレーニングを行うことで成果が上がれば自然と継続力はついてくると思うので今回は継続のコツについて考えていきたいと思います。

少し高いハードル設定を!

トレーニングをつづける上で大切なことは、その成果に対して一定の満足感を覚える事かと思います。
もちろん自身への過大評価は進化へのへのブレーキとなりますが、ある程度の評価を認めてあげないとヤル気も続かないと思います。
そういった意味では、子供の宿題やテストなどと同様で100点を取らないと満足できない人もいるかもしれませんが、80点を取れれば大満足する方もいるかと思います。身体の変化を期待している際に100点を目指して上手くいかないときもあるかと思いますが、そんな時は80点を目指す心持ちが大事かと、なので一定の目標をクリアできた時点で自身を褒めることが大事かと思います。
あるジムでは上腕(腕回り)で力こぶをつくって40センチなければ入会できないというかなり敷居が高いジムがあるそうですが上腕40センチを超えるのに例えばトレーニングを行ってパンプアップをさせてから測定すれば2~3センチほど一時的ではあるが太くできるでしょうし、趣味でボディビルなどをやられていて減量、ダイエットを行う方は痩せるにつれて腕は細くなってしまうでしょう、逆に40センチを超えるためにハイカロリーな食品を沢山食べて脂肪を増やせれば超えやすい課題ではあると思います。
しかし、正味の筋肉で数センチ太くするのはなかなか大変なことです。脂肪を乗せずに太くするには結構な日数を要すると最初から覚悟しておいた方がいいです
どうやら、そもそも筋肉とは簡単につかないものと認識しておいた方がよさそうですよね。もちろん、どんどん食べて体重を増やせば扱う重量も伸びていって筋骨隆々に見えるかと思います。しかし、実際は筋肉の中と外にそれなりの脂肪がついて身体は大きく見えているわけです。減量期に入って腕周りが40センチをきってガッカリしたり、オフで40センチを超えて大喜びをしたり、その気持ちは十二分に理解できますが、正味の筋肉自体はそれほど短期間で大きく変わっているわけではないのです。

 

飢餓の時代と飽食の時代

筋肉に限らず、体内でのタンパク質は常に合成と分解を繰り替えしています。例えば、一日に300グラムのタンパク合成が行われた場合、ほぼそれと同じ量の300グラムが分解されています。食事に関しても同様です。70グラムのタンパク質を摂取して、70グラムのタンパク質が消費されています。筋肉はどれだけあっても無駄にならないと考えてしまいますが、これは飽食の時代にあっての話です。自分がその都度食べたいのもが食べられるという、時代に生きています。(地球全体でみれば飢えに苦しむ国や地域もありますが・・・)
ですが人類の歴史的に飢えに苦しむ時期もあったかと思うので脂肪を多く含む食品を美味しいと感じるのも、飢えへの対応の名残かと思います。
DNAに刻み込まれている飢えへの備えという情報が、かなりの優先順位をもって満載されているようです
そして、その一つが筋肉です。大昔から狩猟、荒野の開拓をするなど人は必ず筋肉が必要不可欠ですし、どんな時代も筋肉が必要だという発想はイメージしにくいかもしれません。しかし筋肉は大量のエネルギーを消費します。「ダイエットを成功させるために筋肉を付けましょう」と、女性にも話をしますが、その理由は、筋肉を付けることによって代謝の高い身体へ変わり安静時においても大量のエネルギーを消費してくれるからです。
現在の飽食時代においてはありがたいかもしれませんが、もっとも避けなくてはならない一つのようです。
生活を行う上では、一定以上の筋肉はつかないように遺伝子レベルで仕組まれているようです。なので日々、日常生活以上の負荷をトレーニングによって与えることで、その負荷が日常生活です。と思わせなくてはなりませんし、仮にその負荷にも慣れてきた場合さらに負荷を挙げていく必要性があります
身体の中では、常に体内の不良品や過剰なタンパク質を分解してくれています。この分解のシステムは、筋肉をある一定の範囲内に維持するシステムであり反対に合成のシステムも備わっています。なので極端な分解も合成も起こしにくいのが、我々の通常の肉体であるということです。ちなみにホメオスタシスという言葉があり、これは日本語で恒常性と呼ばれています。ある一定以上の状態を維持する機能の事で、筋肉の分解、合成のバランスはまさにそれを意味しております。

最後に

トレーニングを継続するには小さなこと、些細なことで達成感満足感を得ることで少しずつステップアップしていくことができれば継続が行いやすいと思います。なので大きな目標を掲げることが悪い事ではありませんが、私個人として大きな目標を掲げたうえで小さな目標も掲げておくこと、あとは何事も思い通りには進まない事もある心にゆとりを作っておくことが継続しやすいコツかと思います。

 

冨田宗馬
\この記事の執筆者/愛知県豊橋市のパーソナルトレーニングジム
CHARISFIT(カリスフィット)

パーソナルトレーナー 冨田 宗馬

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