筋肉は何日で落ちてしまう?筋肉が落ちる仕組みと維持する方法
こんにちは。パーソナルトレーナーの高木です。
皆さん筋肉は何日でしまうと思いますか?
そして、取り戻すのはどのくらいのお時間が必要だと思いますか?
今回はこの件について色々とお話しの方を進めていきたいと思います!!
筋肉は何日で落ちてしまうのか?
筋トレをお休みしたら何日ぐらいで筋肉は落ちてしまうのか。皆さん気にはなりませんか?
色んな条件とか個人差がありますので、ハッキリとは言えませんが、2~3日から3週間と言われています。
結構な幅がありますよね。
これは、その人の筋トレの歴や筋トレの強度によっても違ってきます!
その人の筋トレの歴が長ければ長いほど少し休んだだけではなかなか落ちません。
それに加え、同時に普段やっているトレーニングの強度が高ければ高い人ほど、筋肉は落ちにくいのです!
なぜ筋肉が付くのか?というのを簡単に説明の方をさせていただきます。
筋肉というのは日々合成と分解を繰り返しております。
そこに筋トレを行なう事によって、普段の日常生活よりも強い刺激がくるので、そこに対応していかないといけない。
この苦しい環境に適応するために筋肉というのは成長し、強くなっていきます!!
そういった負荷をずっとかけていると、またとんでもない負荷がくるのではないかと思って筋肉は強くあろうとするわけです。
逆に、「その負荷がなくなればもう必要ないんだ!」と、どんどん筋肉は分解されていってしまうということになります!
そして、食事もとても大切になってきます。
筋肉というのは材料はタンパク質、いわゆるアミノ酸であるため、しっかりと栄養が摂れている状態か!?ということが非常に重要になってくるわけです!
例えば、ちょっとやそっと筋トレをしなくてもちゃんとした栄養素が摂れていて、筋肉に栄養がしっかりと届いていれば、そう簡単には筋肉は分解されて落ちていくわけではありません。
よって、少し筋トレをする時間が空いてしまうという方は、食事だけはきっちりとやってもらいたいです!!!
食べ過ぎてしまうと太ってしまうということもありますので、カロリーもある程度はしっかりと抑えながらタンパク質だけは不足しないように心掛けてみて下さい。
例えば、風邪をひいて寝込んでしまったというときも同じです。食欲がないとしても少しでも食べ物を口にすることが大切です。
消化に負担がかからないもので栄養を摂ることを意識できるといいでしょう。
どうしても体調が悪い時はプロテインを飲んでみたり、お粥や豆類など消化に負担がかからないものを選んでいけるといいでしょう。
かなりの筋肉の分解は防げると思います。
そして次にストレスと筋肉の付き方の関係についてです!
筋肉にとってストレスというのは大敵になってきます!!
もちろん健康においてもストレスはよくはないです。
ストレスを身体が感じてしまいますと、副腎皮質という臓器からコルチゾールというホルモンが出てきます!
これは体の中で炎症を抑えてくれるという、とても重要な働きをするんですけれども、過剰にストレスを感じすぎてしまうとコルチゾールというのが大量に分泌されてしまいます。
コルチゾールが大量に分泌されると、なんと筋肉繊維、タンパク質を分解してアミノ酸を作り出してしまうというそういった働きもあります。
肉体的にも、精神力にも、ストレスを過剰に感じてしまうと筋肉はどんどんと分解されていくということです!
例えば、風邪をひいた状態、体内にウイルスや異物が入ってきた状態というのは、身体にとって非常にストレスがかかっています。
そして、菌やウイルスをやっつける為に、抵抗するようなホルモン、コルチゾールが出てきますので、ただ単に横になって寝ているというよりも、エネルギーはたくさん使います。
そして、筋肉の分解の比率も高くなりますので、できる限りストレスのない状態というのが筋肉を落とさないためにも大切なポイントになってきます!!
最後に個人差によっても違ってきます!
性別においても男性よりも女性の方が筋肉が分解しやすかったり、筋肉が付きにくいといったこともあります。
あとは年齢も関係性してきます!若い方が筋肉が発達しやすいし筋肉が落ちにくい、歳を取れば筋肉が付くのが難しいし筋肉もより分解しやすくなっていきます。
筋トレをしない時間が空いてしまったら、性別とか年齢によっても筋肉の分解する速度、落ちてしまう速度が変わってくるということになります!!
まとめ
筋肉が落ちる仕組みと維持する方法をお話しをさせてもらいましたが、1番は自分自身ストレスなく、健康でいることがトレーニングや食事にも繋がってきますので、まずはストレスの解消や風邪などを引かない為にも、しっかりと日常生活で必要な栄養素を摂っていきましょう!!