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脂質は身体のエネルギー源!!ダイエット中の正しい脂質の摂取方法を解説!!

 

こんにちは。パーソナルトレーナーの前田です。

本日は脂肪の摂り方についてご紹介いたします。

 

 

脂肪の役割


 

まず初めに脂肪は身体にとってどのような作用があるのかについて考えていきましょう。

脂肪の役割としてまず考えられるのは、最初はエネルギーです。脂肪はエネルギーになります。

 

 

そして、その次に来るのが人間の身体を維持するために必要な、細胞膜の材料になるということです。

細胞膜というのは身体にとってとても大事な役割をしています。

 

細胞膜は細胞の周りにある膜になるんですけれども、その膜が細胞の中に入れて良いもの、悪いもの、また細胞から出して良いもの、悪いもの。それを細胞膜が判断していきます。

細胞膜が細胞に運んでも良いものを取り入れて、悪いものを出してというようになっていききます。

脂肪がしっかりと摂取できていないと、その細胞膜の働きが悪くなってしまいます。

 

そうすると、細胞膜の働きが弱くなってしまい、細胞の中にちゃんと入れるべきものが入らなくなってしまいます。

 

またその逆も起こってしまい、細胞から出さなければいけないものが、出すことが出来なくなってしまいます。
そうなってしまうと細胞が死んでしまったりとか、働きが悪くなってしまったりという事になってしまいまいます。

 

 

ホルモンの材料にもなる

 

そして脂肪の身体の使われ方として、ホルモンやコレステロールの材料になるというとても大事な役割があります。

 

ダイエットの方法として結構、脂質を減らすダイエットが多く、とくにベジタリアンの方々がとても多いのですが、こういったダイエットを行っていると脂肪からホルモンが作られなくなって男女ともに、男性ホルモン、女性ホルモンが身体から失われてしまう、こういったことがとても多いのです。

 

 

エイコサノイドとは??

 

そして、脂肪をしっかり摂っていないと、エイコサノイドというものを作られていきません。

このエイコサノイドというのは何かと言いますと、ホルモンにとても似た物質になります。

 

ですが、ホルモンが身体にとってすごく大きい作用をするのに対して、エイコサノイドという物質は、ちょっとした微調整をする役割になります。

具体的には身体の代謝の微調整を行うような作用を行っているのです。

 

このような感じで、脂肪の役割として他にも身体に対しての衝撃を吸収したりとか、内臓を正常な位置に保ったりとか、色々と役割はあるのですが、大きな役割としてはここまでご紹介したことが、脂肪の大事な役割になっていきます。

 

 

脂肪の摂取が少なくなってしまうと???

 

次に脂肪の摂取が少なくなってしまうとどういった事が起こってしまうのか解説していきます。

 

先ほどの細胞膜のお話の続きになりますが、細胞膜というのはとても大事な役割をしているということが分かったと思います。

細胞膜は脂肪が少ない状態でも残されていて、細胞膜を作る機能は残されていきます。

 

脂肪の摂取量が少なくても細胞膜は最低限の役割をできますが、脂肪の摂取が少なくなるにつれて大きく影響してくるポイントとしてはホルモンです。ホルモンの合成に一番問題が出てきます。

ですので、ダイエット中など含めてベジタリアンの方はテストステロンという筋肉をつくる上で大切なホルモンが低いという話がよくあります。

そうなってくると、筋肉をつくる上でもやはり損になってしまいます。

 

ですのである程度の脂肪は摂らないとホルモンの合成が悪くなってしまい、そのことから筋肉に影響がつきにくいということになります。

 

 

ダイエット中の脂肪の量にも注意が必要

 

ダイエット方法として使っている方が多いローファットダイエットがあります。

ローファットダイエットと言いますと、脂肪の摂取量を抑えていくということになりますが、このローファットダイエットを続けていくと、やはり問題が起こってくるという事になってしまいます。

 

ローファットダイエットで脂肪を抑えているのに、脂肪を摂らないと筋肉が減ってしまったり、身体に悪影響を与えてしまうという事がここまで理解していただけたらと思います。

ここからはどういった脂肪を摂ると良いのかについて解説していきます。

 

 

脂肪の種類

 

脂肪の中にもやはり、良い脂肪・悪い脂肪があります。

悪い脂肪は何かと言いますと一番に上げられるものとしてはリノール酸です。

 

実は少し前まではリノール酸というものはとて不も身体にいいと言われていたんです。

けれども、リノール酸というものは、不飽和脂肪酸といって酸化しやすいものになります。

 

そして、酸化しやすいということと、エイコサノイドが含まれます。

エイコサノイドというものにも良いもの、悪いものがあるんですけれども、リノール酸に含まれるものとして悪いエイコサノイドを作ってしまいます。

悪いエイコサノイドが増えてしまうと、免疫が下がったり、血液が固まってしまったり、炎症が起こってしまったりということが問題になっていきます。

 

 

 

 

不飽和脂肪酸


 

そして最後に不飽和脂肪酸。

これは酸化しやすいという事で過酸化脂質というものが作られます。

 

過酸化脂質というものは、調理する過程でよく油を何回も揚げ物に使っていたりすると、だんだん脂が茶色くなってしまったりするのですが、これは脂が酸化して過酸化脂質が多く出来てしまっているという事になります。

 

過酸化脂質が多く含まれるものとしてはポテトチップスなどが多いです。

そういったものを身体に摂り入れてしまうとあまり良くはありません。食べる前に調理過程、食品に含まれる栄養素を自分なりに考えてから食べるようにしていきましょう。

 

 

前田 壮太朗
\この記事の執筆者/愛知県豊橋市のパーソナルトレーニングジム
CHARISFIT(カリスフィット)

パーソナルトレーナー 前田 壮太朗

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