食べていないのに痩せないのはなぜ?代謝を上げて効率よくダイエットを成功させる方法とは!?

こんにちは。パーソナルトレーナーの前田です。
本日は食べていないのに痩せれないという方へ向けて、改善方法をご紹介致します。
頑張っているのにダイエットが上手くいかないという方は是非ご参考にしてみてください。
食べていないのに痩せない
まず初めに食べていないのに痩せない理由として、実は食べてしまっているという事が多くあります。
全然食べていないのに痩せないという方の理由として、食べているお菓子などをカロリーの計算に入れていないという事が多いです。
お菓子に含まれる成分などは、ダイエットをしている時に脂肪を燃やすことができる栄養素がとても少なく、サイズが小さい割にはカロリーがとても高いという事があります。
お菓子以外にも、脂肪を減らしていくローファットダイエットをしている時に、味付け、調味料など、無駄な脂を摂っているというケースもあります。このようなことが一番多い原因になります。
代謝が低い・落ちている
次に多いのが代謝が落ちてしまっているという事。
摂取カロリーが少ない状態でダイエットをしていると、その少ないカロリーの中で身体を動かそうとします。
いかにATP(アデノシン3リン酸)というエネルギーとして重要な役割を担っている物質をつくるか。
そのATPをつくるときに無駄ができると、それが体温になっていきます。この無駄というのは痩せることにおいてはとても良い事です。
例えば、燃費の良い車は長い距離を走っていてもガソリンはなかなか減りません。
これはダイエットにおいてはあまり良くありません。ダイエット中はよくガソリンを消費する身体になるという事が大切です。
摂取カロリーが少ないと、その無駄がなくなってしまい、燃費が良い身体になっていきます。
そうなってしまう場合に体温が下がるという事になっていきます。
この体温が下がってしまうという事は、よく耳にする代謝が下がっている状態という事です。
摂取カロリーが低いと燃費が良い身体になるということですので、無駄が減り体温が下がるということになります。
この下がってしまった代謝ですが、食事の量を減らしているのに脂肪が減らないという方はここを考えるべきなのです。
代謝が落ちている方はまず、摂取カロリーを上げるという事が大事です。
その中で大切なのがタンパク質を増やすと有効になります。
ここでDITという言葉があります。
DITとはDiet Induced Thermogenesisの略で、Dietは食事、Inducedは誘発性、Thermogenesisは熱産生という意味を持ちます。
このDITという食事誘発性熱産生というのはダイエット以外に関しても、とても大切です。
簡単に言うと、これは食事をすることで体温が上がるということになります。
タンパク質、脂質、炭水化物この3つの栄養素が熱を持っており、炭水化物と脂質は5%~10%ぐらいが熱になります。
そしてタンパク質は30%が熱になるのです。
ということは、タンパク質を食べるという事で体温が上がるという事です。
代謝が落ちてしまった方の対処法としてはまずは、タンパク質を増やす、これが大切です。
一日の摂取するカロリーの内トータルのカロリーを増やして、そこからタンパク質の割合を増やす。これが代謝が下がっている人が必ず最初にやるべきことになります。
鉄が足りていない
次に考えてほしいのが健康でいる上で大切な栄養素の鉄です。
女性の方は特に気にしてほしいです。
女性の場合、鉄が足りないということがよくあります。生理により、鉄が不足しやすいのです。
鉄は身体を動かすために必要なエネルギーを作るミトコンドリアにおいて、非常に重要な働きをします。
例として、糖質や脂肪がエネルギーになる場合は、様々な過程を得てエネルギーになるわけですが、その過程の内ATPを生み出す際、鉄がとても大事な役割をします。
鉄が足りていないとエネルギーにうまく変換されません。
そのため、食事からしっかりと鉄を摂るということが大切です。
卵や肉類をしっかり摂れているうちは問題ありません。
卵などが苦手な方は、鉄のサプリメントでも構いません。
鉄が不足している方で多いのが、体温が低い女性です。食べているのに痩せられない方は鉄をしっかり摂ってみましょう。
野菜の食べ過ぎ
うまく痩せれない方の理由として、野菜ばかり食べ過ぎているというのも太りやすい原因であります。
例としてあげられるのが牛です。まず牛は草を消化できません。
牛は草食動物であり何故、草を食べるのか知っていますか?
牛は胃の中にいる細菌のために食べているんです。牛の中にいる共生微生物がいて、その細菌が草を消化しているのです。
細菌が草を消化すると短鎖脂肪酸が出ます。この脂肪酸が牛のエネルギー源になっているのです。
そして、その細菌が死ぬとアミノ酸に変わるんです。
牛の体が大きい理由としては細菌がいるからということになります。
実は、野菜を食べ過ぎている理由の一つとして、人間にも同じようなことが起こります。
人間の腸内細菌も同じようになっていて、この腸内細菌が短鎖脂肪酸を出します。これがエネルギーになるんです。
そして、これが実は一日500カロリーくらいななるという話もあります。
こういったケースもあるため心当たりがある方は気を付けましょう。
最後に
食べていないのに痩せれないという方は、是非ご参考にしてみて下さい。
それでも自分で解決できない方はジムのトレーナーに相談してみましょう。