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ダイエットには食事回数を増やそう!!?

おはようございます!!
カリスフィットパーソナルトレーナーの仲井です!!

今回はダイエットを志す方々に取って朗報(?)のような話を話をお話したいと思います。

食事を増やすと痩せる!?

「食事回数を増やすと痩せやすくなる」
なんては聞いたことありますでしょうか?

今は、インターネットでダイエットや徐脂肪に対する情報は安易に手に入れることができるので、聞いたこともある人もいるんではないのでしょうか?

しかし、こんな事も聞いた事もある人もいると思います。
「お相撲さんはあえて太る為に1日5回くらい食事を摂る」
なんて話。

そんな話を聞くと食事回数を増やすと太ってしまうような気がしますよね。

しかし、そんな事はありません!!

カロリー調整と、PFCバランスを整えて食事回数を増やすと、痩せやすくなるし、空腹も感じにくくなり、ダイエットや徐脂肪にはいいこと尽くめです!!

これからは、カロリー調整とPFCバランスを整える事が前提になりますので、過去のコラムを参考にしてみて下さい!!

徐脂肪の基本!!「カロリー調整」について知ろう!!

【痩せるためのカロリーのバランスと計算方法】パーソナルトレーナーが伝授

では、いきましょう!!

食事を分割して回数を増やそう

カロリーを調整してPFCバランスを整えたら、その内容はそのまま、1日3回以上に分割して摂取するようにします。なぜなら、分割する回数が多ければ多いほど脂肪になりにくくなるからです。

これにはインスリンの分泌が関係しています。インスリンとは、体内で上昇した血糖値を下げて一定に保つ役割を担ったホルモンで、糖質(食事ではご飯、パン、麺などの炭水化物と言う形で摂ることが多い)を摂取することで、分泌されます。その分泌量や速度は、摂取する炭水化物の量や種類(吸収速度)により変化します。よく「ドカ食いをすると太るぞ!」などと言われますが、その要因はインスリンの角の分泌にあります。

空腹(低血糖)が続いた状態から一気に満腹状態持っていくと、血糖値が急上昇して大量のインスリンが分泌されます。分泌されたインスリンは各細胞にエネルギー源となる糖や、筋肉の材料となるアミノ酸といった栄養素を送り込みます。筋肉(筋細胞、筋繊維)に栄養素を送り込む分には良いのですが、インスリンは筋肉だけではなく脂肪細胞にも栄養素を送り込みます。過度なインスリン分泌は、脂肪細胞における糖の取り組み、脂肪合成も促進してしまいます。その結果、脂肪細胞が肥大すると言う仕組みです。

つまりは、食後のインスリン分泌量や分泌速度を抑えれば脂肪細胞に糖などの栄養素が回りにくくなるわけで、だからこそ1回の食事(特に炭水化物)の摂取量を少なくするために、内容はそのままで食事を分割して回数を増やそうと言うのです。また、太りにくいと言う他にも利点はあって、食事を分割することでタンパク質を摂取する時間の間隔を短くすることができます。

1日3回だと、朝7時、昼12時、夜7時と、食間が5〜7時間ほど空いていたのが、6回にすることで、約3時間おきになりますから、無駄なカタボリズム(栄養不足により筋肉や細胞などをエネルギーとして分解してしまう異化作用)を防げます。これはダイエットや徐脂肪の観点とは違いますが、もともとある筋肉量をキープできるので、結果としてかっこいい身体、綺麗なボディラインに向かいながらダイエットや徐脂肪が進むことになります。

なお、インスリンの分泌やコントロールについては過去のコラムでも書いておりますので、よろしければ合わせてご覧ください!!

ダイエットの成功には血糖値のコントロールを!

低糖質の食品を選ぼう

1日6回が理想ですが、朝と昼の間、昼と夜の間にそれぞれ間食を挟んで5回でも大丈夫です。トレーニング後のサプリメント摂取を1食とすれば、合計6食になります。回数を増やしても量を増やしてはいけないので、元の3食分の量はそのままで間食に分散します。それが難しければ、3食の量を減らしてタンパク質が多めのエネルギーを補充すると言う形の捕食を摂る。おやつ感覚でプロテインサプリメントを摂取するか、あるいは高タンパク、低脂肪、低炭水化物おやつの代表格であるスルメを食べるか。プロテインバーでも良いですが、プロテインバーは意外に脂質も炭水化物(糖質)も多いので注意しましょう。ダイエットや徐脂肪において、間食に対するインスリン分泌ほど無駄なものはないので、出来る限り分泌を促さない食べ物を摂るように心がけます。すなわち、低糖質の食品を選ぶと言うことです。

スルメと言うと塩分が気になる方もいるかもしれません。PFCバランスが整っている食事、低脂肪でタンパク質と炭水化物の量がよくコントロールされている食事のことを「クリーンな食事」とか「リーンな食事」と呼ぶのですが、いくらクリーンな食事をしたところで塩分過多になってしまったら、血圧の上昇といった悪影響を身体に与える事になり、実際のところはクリーンではなくなってしまいます。それに、塩分を多く摂ると体液の浸透圧が上がり、身体の中に水分を引き込もうとする力が働くので体重が増えてしまいます。とはいえ、体脂肪の蓄積にダイレクトに関わるところではないので、ダイエットや徐脂肪と言うことだけに絞って考えればそこまで気にしなくても良いかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか?
食事回数を増やして良いと言われて歓喜した人も少なくてもいたのでしょうか?(笑)
何でも何回でも食べて良いと言う訳ではなく残念です(笑)

ただ、少なくする事がダイエットや徐脂肪にいいことではないと言うこともわかっていただけたでしょうか?

気合と根性で少なくしてダイエットしていた方も、少し食事を見直していただき正しく、健康的なダイエットや徐脂肪に取り組んでみて下さい!!

また次回も皆様のお役に立てるような情報をアップしていきたいと思います!!

それではまた次回お会いしましょう!!

仲井正英
\この記事の執筆者/愛知県豊橋市のパーソナルトレーニングジム
CHARISFIT(カリスフィット)

パーソナルトレーナー 仲井正英

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